ハークネス,W.(読み)はーくねす

世界大百科事典(旧版)内のハークネス,W.の言及

【太陽観測】より

…コロナの最古の記事はフィロストラトスの《テュアナのアポロニオス伝》に光環を見たとある。その後もコロナの観察記録があるが,コロナは地球大気中の現象ではないかと考えた者もいたが,太陽の大気であると実証したのは1869年の日食でハークネスWilliam Harkness(1837‐1908)とヤングCharles Augustus Young(1834‐1908)がコロナのスペクトル中に固有の輝線を発見したことによる。 太陽面に黒いしみのあることは,アリストテレスの高弟であるアテナイのテオフラストスが記録している。…

※「ハークネス,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android