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バイオ加工 ばいおかこう Bio-finishing

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知恵蔵2015の解説

バイオ加工

微生物作用の工学的利用の1つ。現在、最も実用化が進んでいる分野は、繊維改質加工の分野で、セルラーゼ酵素を用いて、天然繊維表面の不要部分を微生物に食べさせ、繊維を柔らかく仕上げるために使用される。金属加工の分野では、まだ応用実績は少ないが、金属と微生物の相互作用は、腐食の重要な原因の1つとして古くから認められており、金属のバイオ加工は、基本的には、この作用の利用ということであり、加工速度は小さいが、熱的影響を受けず、ミクロで精密な加工が可能とされる。その他の工学的応用としては、廃坑残渣(ざんさ)や貧鉱処理に、微生物を含む廃液等を散布し、微生物の作用で銅などを溶かし出すバクテリアリーチングなどの利用が広く行われている。

(徳田昌則 東北大学名誉教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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