コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バイオ脾臓 ばいおひぞう

1件 の用語解説(バイオ脾臓の意味・用語解説を検索)

知恵蔵miniの解説

バイオ脾臓

磁石を使って血液から細菌や毒素を取り除くとされている、体外装置の通称。血液中の異物を取り去る働きを持つ脾臓(ひぞう)のような働き方をするため、こう呼ばれる。2014年9月14日、米国ハーバード大学などの研究チームにより「バイオ脾臓」に関する論文が、イギリスの医学誌「Nature Medicine」に発表された。病原菌や毒素と結合する人間の血清タンパク質「マンノース結合レクチン(MBL)」でコーティングされた磁性微粒子を患者の体内に注入し、病原菌などと結びついたMBLを磁力を使い引き抜、血液を浄化させる仕組み。生きたラットを用いた実験では、この装置により90%の有害細菌を血液中から除去できたという。敗血症治療のために開発され、他にもエボラウイルスヒト免疫不全ウイルス(HIV)など幅広い種類の病原体や、死んだ病原菌の断片・毒素なども速やかに血液中から除去できる可能性がある。

(2014-9-17)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
本事典の解説の内容はそれぞれの執筆時点のものです。常に最新の内容であることを保証するものではありません。

バイオ脾臓の関連キーワード削除プロトプラストゴマージュ除菌取り除く・取除く省く送血排土脱酸素食作用係数

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone