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バイケイソウ(梅蕙草) バイケイソウVeratrum album; white hellebore

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バイケイソウ(梅蕙草)
バイケイソウ
Veratrum album; white hellebore

ユリ科のやや大型の多年草。山地の林内,特に湿りけの多いところに,しばしば群落をつくる。地下に太い根茎があり,多数の根を生じて大きな株となる。この根茎には毒性があり,かつて殺虫剤に使われたこともある。茎は緑色で壮大。高さ 1.5mにも達し,長さ 30cmもの広楕円形の葉を互生する。基部の葉はほとんど鱗片状となり,鞘をつくって茎を抱く。花序は大きな円錐花序で,多数の緑白色の花をつける。雌花,雄花の別があり,いずれも花被片6枚で上向きに咲く。花被片の縁には細かい鋸歯がある。花序の枝,子房の全面にちぢれた毛が多い。なお高山湿原に群生するコバイケイソウ V. stamineumは全体に小型で,花序は密につき,花が純白で美しい。

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