バクトラ(読み)ばくとら

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バクトラ」の解説

バクトラ

バルフ

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバクトラの言及

【バクトリア王国】より

…前250年ころバクトリア太守ディオドトスDiodotosが,セレウコス朝の支配から独立,建国したギリシア人王国。首都は現在のアフガニスタン北部のバルフ(古称バクトラBaktra)にあった。なお,バクトリアBaktriaとはヒンドゥークシュ山脈からアム・ダリヤ中流域にかけての地域を指す歴史的呼称で,この地は前4世紀末アレクサンドロス大王の攻略をうけ,大王の死後はセレウコス朝の支配下に置かれた。…

【バルフ】より

…アフガニスタン北部にある古都で,古名はバクトラBactra。ヒンドゥークシュ山脈北麓からアム・ダリヤ上流域に広がるバクトリア地方の中心として,古代から中世にかけて繁栄した。…

※「バクトラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android