バサースト(オーストラリア)(読み)ばさーすと(英語表記)Bathurst

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

バサースト(オーストラリア)
ばさーすと
Bathurst

オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州東部の都市シドニーの西北西211キロメートル(道路距離)にある。人口2万9858(2001)。東部高地西斜面に位置し、牧羊などの農牧地帯の中心都市。北西の町オレンジとともに地方開発拠点都市に指定され、工場誘致が進められている。1815年入植の同国最古の内陸都市で、36年にはC・ダーウィンが来訪した。1851年に近くオファー金鉱が発見されたことで発展し、85年市制施行。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android