バダーリ(読み)ばだーり

世界大百科事典(旧版)内のバダーリの言及

【金属工芸】より

工芸【中野 政樹】
【オリエント,西洋】

[オリエント]
 オリエントで最も早く採取され利用された金属は銅で,主要な加工技法は鍛造と鋳造とであった。エジプトでは前5千年紀のバダーリの遺跡から銅製のビーズ,鎖,ピンなどの小品が出土しているし,一方,エラムのスーサでは,前3000年以前にさかのぼる鏡や斧が発見されている。青銅は前3千年紀の後半,西アジアにあらわれたが,エジプトにも輸入されて第12王朝ころから普及した。…

※「バダーリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android