バヌー(読み)ばぬー

世界大百科事典(旧版)内のバヌーの言及

【家】より

…アーイラとカビーラは連続していて,カビーラも家族の延長なのである。 イスラム勃興期のアラブ社会に関する歴史史料では,家族から部族までの血縁集団は,すべて特定の祖先の名を採って〈某の子孫(バヌー)〉と呼ばれている。預言者ムハンマドの場合,彼は3代前の祖の名を採ったバヌー・ハーシム(ハーシム家)の一員であり,そのバヌー・ハーシムは,ハーシムの8代前の祖,ムハンマドから数えて11代前の祖であるクライシュの名を採ったバヌー・クライシュ(クライシュ族)の一部である。…

※「バヌー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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