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バラ革命 ばらかくめい

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知恵蔵2015の解説

バラ革命

ソ連から独立後、1992年以来エドアルド・シェワルナゼ(元ソ連外相、92年にグルジア最高会議議長、95年に大統領)が統治していたグルジアでは、経済混乱、汚職、アブハジア自治共和国南オセチア自治州アジャリア自治共和国の民族分離運動などで紛糾が続いていた。これらの分離運動の背後にはロシアの支援があると見ていたので、ロシアとの関係も悪化した。2003年11月には議会選挙をめぐる政局の混乱などから大規模な反政府デモが生じ、シェワルナゼが辞任に追い込まれ、04年1月の大統領選挙で36歳のミハイル・サアカシュビリが9割を超える得票で大統領に選ばれた。グルジアで親欧米政権が成立したことは、ロシアにとって衝撃であった。05年3月以降、新政権はロシア軍の撤退を強く求めている。グルジアはウクライナと同様、北大西洋条約機構(NATO)への加入を以前から求めている。

(袴田茂樹 青山学院大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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