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バリェ・インクラン Ramón María del Valle‐Inclán

世界大百科事典 第2版の解説

バリェ・インクラン【Ramón María del Valle‐Inclán】

1866‐1936
スペインの詩人劇作家,小説家。ガリシア出身で,メキシコから帰国後,1895年マドリードへ出たが,奇抜な風貌と独創的な作風で大きな注目を集めた。99年カフェでのけんかで受けた傷がもとで片腕切断の憂目にあう。芸術のための芸術を標榜し,ダリオの唱えたモデルニスモ(近代主義)の詩人として出発。20歳のおり,失恋が動機でメキシコに渡った。メキシコ滞在の体験は《暴君バンデラス》(1926)をはじめ,彼の作品にさまざまな影響を与えることになる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のバリェ・インクランの言及

【スペイン演劇】より

…しかし,このベナベンテの演劇は,スペインの演劇界を刷新するものではなかった。バリェ・インクランは実験的・野心的な作品を書いたが,当時の観客には十分に理解されることもなく,埋もれてしまった。〈黄金世紀〉の国民演劇を意識しながら,詩人の感性をもってスペインを描き出したのが,ガルシア・ロルカやR.アルベルティである。…

※「バリェ・インクラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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