コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バリリ弦楽四重奏団

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バリリ弦楽四重奏団
ばりりげんがくしじゅうそうだん
Barylli Quartett

オーストリアの室内楽団。1945年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、ワルター・バリリ(1921― )を中心に、このオーケストラの主要奏者で結成。ウィーンの演奏の伝統とバリリの個性を融合した格調高い上品なアンサンブルを築き上げ、世界的な名声を得た。57年(昭和32)来日。59年バリリが右腕麻痺(まひ)の職業病に冒され、解散。活動期間は比較的短かったが、ベートーベンやモーツァルトの演奏に一時期を画し、ウィーン・フィルの楽員が代々結成した数々の弦楽四重奏団のなかで卓越した存在と評価された。[岩井宏之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

パルムドール

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。[補説]多く「金のシュロ」と訳されるが、日本原産のシュロ(ワジュロ)ではなく、ヤシ科のナツメヤシがモチーフとなっている。ナツメヤシは、西洋では勝利・栄誉の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android