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バレラ計画 ばれらけいかく

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知恵蔵2015の解説

バレラ計画

キューバ反体制派の指導者オスワルド・パヤが主導し市民権拡大を求める反政府運動。表現や集会の自由、政治犯の恩赦、選挙法の改革、複数政党制の導入など広範な市民の権利の実現を問う国民投票の実施を求め、2002年5月に約1万1000人の署名を集めて人民権力全国会議(国会)に提出した。これだけ多数の市民が合法的な反政府行動を起こしたのは、革命政権の発足以来初めて。これに対抗する形で政府は同年6月に「社会主義体制を変えることはできない」との条項を憲法に加えるよう求める署名運動を展開して800万を超す署名を集め憲法を改正した。パヤ側は03年10月、新たに約1万4000人の署名簿を国会に提出した。バレラとは19世紀にキューバスペインからの独立運動を指導したカトリック神父の名。パヤは熱心なカトリック教徒で、02年には優れた人権擁護活動家に与えられるサハロフ賞欧州議会から授与された。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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