コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バンクーバー2010オリンピック ばんくーばー2010おりんぴっく//ばんくーばーにせんじゅうおりんぴっく Vancouver 2010 Olympic Winter Games

1件 の用語解説(バンクーバー2010オリンピックの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

バンクーバー2010オリンピック

正式名称は「第21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)」。2010年2月12日(金)~2月28日(日)までの17日間にわたり、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバンクーバー、ウィスラーリッチモンドウエストバンクーバーで開催される。
80以上の国と地域から、選手と役員合わせて約5千500人(予定)が集まり、7つの競技で86種目以上を競う。開・閉会式は、ドーム型屋内競技場のBCプレイス・スタジアム(バンクーバー)で行われる。開・閉会式とも屋内で行われるのは、夏季・冬季を通じオリンピック史上初めて。
バンクーバーから北へ約120km離れたウィスラーは、そもそも1968年の冬季オリンピック招致を目的として開発されたが、今回バンクーバーと共同で初のオリンピック開催実現となった。1960年代に最初に開発されたウィスラー山の西側斜面、クリークサイドが、アルペンスキー競技の会場となる。バンクーバーとウィスラーをつなぐハイウェイ99号線は、景色の美しさから”Sea to Sky Highway”の愛称をもつ。
本大会は「持続可能性(Sustainability)」をスローガンに掲げ、その具体的内容として「環境負荷最小限にすること」「先住民族の参加と協力」を盛り込んでいる。このため、競技会場はできるかぎり既存の施設を利用し、また、積極的に先住民族出身の選手や大会スタッフの育成・参加をうながしている。
オリンピック・エンブレムモデルには、先住民族イヌイットに伝わるイヌクシュック(石を人の形に積み上げたもの)が選ばれ、「Ilanaaq(イラナック)」(イヌイットの言葉で「友だち」の意味)と名付けられた。イヌクシュックは、「希望」と「友情」のシンボルであり、カナダが世界中の人々を歓迎するホスピタリティを象徴する。
オリンピック・マスコットは、先住民の神話からモチーフをとった“クワッチ(伝説の雪男)”、“ミーガ(シャチの化身とされるシーベア)”、“スーミ(シャチの頭にサンダーバードの翼とブラックベアの足をもった動物の姿の守護霊)”の3匹。
ギリシャオリンピアで採火されたオリンピック聖火は、約12,000人のリレーによってカナダのすべての州および準州を経由し、約100日間かけて2010年2月12日のオリンピック開会式当日、BCプレイスに到着する。リレーの一部には、犬ぞりカヌースノーモービルなど、カナダの人々の生活に根ざした移動手段が用いられる。
大会観戦チケットは、09年5月以降に販売開始予定。

(葛西奈津子 フリーランスライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

バンクーバー2010オリンピックの関連キーワードオリンピック冬季競技大会冬季オリンピックプレオリンピックオリンピックの歌国際スキー連盟オリンピック村オリンピックリレーブルーオリンピック冬季五輪第21回オリンピック冬季競技大会

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone