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バンパー・トゥ・バンパー リサイクル

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日本の自動車技術240選の解説

バンパー・トゥ・バンパー リサイクル

交換修理などで廃棄処分される樹脂製バンパーを、新車のバンパー原料として利用する。バンパーに付着した塗膜を樹脂材(再生材)からほぼ完全に除去する、マツダが独自に開発した技術によって実用化した。これまでにない99.9%もの高い塗膜除去率を実現し、再生材を原料に含んだ部品でも新しい原料だけで作ったバンパーと同じように、高い強度が得られる上、高品質の塗装も行えるようにした。保管場所
製作(製造)年2005
製作者(社)マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3-1)
資料の種類
現状量産
型式名
通称名
技術用途
適用車種マツダRX-8(2005年3月末生産分~) ほか
製作開始年2005
実用化年2003
設計者
協力者株式会社サタケ、高瀬合成化学株式会社
装置構成
表示部
性能機能従来の機械式の塗膜除去工程の後に、穀物中の不純物を除去する光学選別機の技術を組み合わせた。塗膜除去工程を通した後の粉砕品(バンパ-を細かく粉砕したもの)を選別工程にかけ、塗膜が除去しきれてない粉砕品を光学センサーにより検知・選別して取り除く。これにより、塗膜除去率を従来の98.5%から99.9%程度に高めることを可能とした。
効果塗膜の中には剥離しにくいものもあり、これが剥離率の低下と、剥離に時間を要す原因となっている。選別工程で塗膜除去が不十分な粉砕品を取り除けるため、塗膜除去工程にかける時間が短縮でき、プロセス全体にかかる時間も従来の約2/3に短縮することができた。
エピソード・話題性2006年(社)プラスチック成形加工学会「青木固」技術賞 受賞
特徴
参考文献マツダ技報第23号自動車技術会学術講演会前刷集 No.99-03
紹介交換修理などで販売会社から回収される樹脂製バンパーを新車のバンパー原料として再利用するためには、塗装膜を除去しなければ使えないという課題がある。光学選別技術を組み合わせた新しい塗膜除去技術の開発により、99.9%もの高い塗膜除去率を実現することができ、再生材を原料に含んだ部品でも新しい原料だけで作ったバンパーと同様の高い強度が得られる上、高品質な塗装も可能になった。この「バンパー・トゥ・バンパーリサイクル」は2005年3月末生産分のRX-8から導入し、2006年2月には新型MPVにも採用を拡げた。

出典|社団法人自動車技術会
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