バーナード ホプキンス(英語表記)Bernard Hopkins

現代外国人名録2016 「バーナード ホプキンス」の解説

バーナード ホプキンス
Bernard Hopkins

職業・肩書
プロボクサー 元WBAWBCIBF・WBO統一世界ミドル級チャンピオン,元WBC世界ライトヘビー級チャンピオン

国籍
米国

生年月日
1965年1月15日

出生地
ペンシルベニア州フィラデルフィア

経歴
アマで95勝4敗の成績を残し、1988年10月プロデビュー。デビュー戦は黒星だったが、’93年にIBF世界ミドル級王座決定戦でロイ・ジョーンズ(米国)に判定負けするまで22連勝を記録。’95年4月セグンド・メルカド(エクアドル)を破り空位だったIBF世界ミドル級王座を獲得。以後、ミドル級最多となる20度の防衛に成功。2001年4月WBC同級王者キース・ホームズ(米国)を下して、WBC、IBFの両王座を獲得。同年9月無敗を誇るWBA同級王者フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)をTKOで敗り、3団体の統一王者となる。2004年9月WBO同級王者オスカー・デラホーヤ(米国)を9回KOで撃破し、史上初の世界4団体統一王者に。ミドル級で数々の伝説を作った。2010年12月WBC世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカル(カナダ)に挑戦して引き分け。2011年5月再挑戦してパスカルを3-0の判定で下し、46歳4ケ月の史上最高齢で世界王座奪取に成功した。同年10月チャド・ドーソン(米国)との防衛戦で2回TKO負けしたが、試合後ビデオ判定により引き分けに変更され、王座を守った。2012年ドーソンとの再戦で敗れ、王座陥落。2013年3月IBFライトヘビー級王者タボリス・クラウド(米国)に挑戦して3-0の判定で下し、48歳2ケ月の史上最高齢で世界王座奪取に成功した。2014年4月WBAスーパー王者ベイブット・シュメノフ(カザフスタン)との王座統一戦に判定勝ちし、2度目の王座防衛にも成功。自らの持つ最年長防衛記録を49歳3ケ月に伸ばした。11月にはWBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)とも王座統一戦を行うが判定負けを喫し、3団体の王座統一に失敗した。体の筋肉の強さを感じさせるプレッシャー型ボクサーで、若い頃は“死刑執行人”の異名があった。現在は加齢による体力の衰えはあるものの、絶妙なボディーコントロール、豊富な経験に裏打ちされたテクニックを持つ。185センチの右ボクサーファイター。通算55勝(32KO)7敗2分け。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「バーナード ホプキンス」の解説

バーナード ホプキンス
Bernard Hopkins
ボクシング

プロボクサー IBF世界ライトヘビー級チャンピオン
生年月日:1965年1月15日
国籍:米国
出生地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
経歴:アマで95勝4敗の成績を残し、1988年10月プロデビュー。デビュー戦は黒星だったが、’93年にIBF世界ミドル級王座決定戦でロイ・ジョーンズ(米国)に判定負けするまで22連勝を記録。’95年4月セグンド・メルカド(エクアドル)を破り空位だったIBF世界ミドル級王座を獲得。以後、ミドル級最多となる20度の防衛に成功。2001年4月WBC同級王者キース・ホームズ(米国)を下して、WBC、IBFの両王座を獲得。同年9月無敗を誇るWBA同級王者フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)をTKOで敗り、3団体の統一王者となる。2004年9月WBO同級王者オスカー・デラホーヤ(米国)を9回KOで撃破し、史上初の世界4団体統一王者に。ミドル級で数々の伝説を作った。2010年12月WBC世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカル(カナダ)に挑戦して引き分け。2011年5月再挑戦してパスカルを3-0の判定で下し、46歳4ケ月の史上最高齢で世界王座奪取に成功した。同年10月チャド・ドーソン(米国)との防衛戦で2回TKO負けしたが、試合後ビデオ判定により引き分けに変更され、王座を守った。2012年ドーソンとの再戦で敗れ、王座陥落。2013年3月IBFライトヘビー級王者タボリス・クラウド(米国)に挑戦して3-0の判定で下し、48歳2ケ月の史上最高齢で世界王座奪取に成功した。体の筋肉の強さを感じさせるプレッシャー型ボクサーで、若い頃は“死刑執行人”の異名があった。現在は加齢による体力の衰えはあるものの、絶妙なボディーコントロール、豊富な経験に裏打ちされたテクニックを持つ。185センチの右ボクサーファイター。通算53勝(32KO)6敗2分け。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android