バーボンウィスキー

百科事典マイペディア 「バーボンウィスキー」の意味・わかりやすい解説

バーボンウィスキー

ケンタッキーウィスキーとも。米国の代表的なウィスキー。トウモロコシを主原料とするのが特徴内部を焦がした樽(たる)に詰めて数年間熟成させる。バーボンの名は,コーンウィスキーを主要産物としていたケンタッキー州のバーボンBourbon郡にちなむ。
→関連項目ウィスキー

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世界大百科事典(旧版)内のバーボンウィスキーの言及

【ウィスキー】より


[アメリカンウィスキー]
 アメリカのウィスキー生産は,18世紀末すでに西部を中心に蒸留所5000を数えるほどの盛況であったが,独立戦争後課税問題から紛争が起こり,蒸留者たちは追及の手をのがれて辺地に移った。その一部がケンタッキーのバーボン郡で造りはじめたものから,アメリカのウィスキーを代表するバーボンウィスキーは発祥している。現在バーボンは9州で生産され,銘柄は2000以上になるが,これは法律によって,コーンを原料の51%以上使ったものをバーボンウィスキーとしているためである。…

※「バーボンウィスキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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