パイロットランプ（読み）ぱいろっとらんぷ（英語表記）pilot lamp

精選版 日本国語大辞典

パイロット‐ランプ

〘名〙 (pilot lamp) 機械、器具や回路などの作動状態を示すために用いるランプ。

※殴る（1928）〈平林たい子〉三「接続を要求して来る信号ランプをパイロットランプと言った」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

パイロット‐ランプ（pilot lamp）

機械・器具などの作動状態を表示する電灯。表示灯。

出典　小学館

日本大百科全書(ニッポニカ)

パイロットランプ
ぱいろっとらんぷ
pilot lamp

電子・電気機器やシステムの動作状態を表示する光源をいう。一般に、小型、長寿命で、振動、衝撃に強く、かつ雑音発生のないことが重要な条件で、小型電球、ネオンランプ（橙黄(とうこう)色）、発光ダイオード（LED）が多く使用されている。とくにLEDは輝度が高くなり（赤色光、緑色光）、低電圧で動作するので、電子機器用として多く使われている。光色は動作状態で使い分けされることがあり、危険な状態の場合は赤色光、正常状態では緑色光、注意状態では黄色光などで表示される。2000年代以降ではほとんどの用途に、LEDが使用されている。

［小原章男・別所　誠］

[参照項目] | 発光ダイオード

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)