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パウロス[サモサタの] Paulos

世界大百科事典 第2版の解説

パウロス[サモサタの]【Paulos】

キリスト養子論を説いた3世紀のアンティオキア主教。生没年不詳。シリアのサモサタSamosata(現,トルコ領サムサト)出身。260年ころアンティオキア主教となったが,同地で開かれた2回ないし3回の主教会議の結果,268年に異端の疑いで罷免された。またそれ以前からパルミュラの女王ゼノビアに仕えていた。パウロスによれば,イエスは単なる人間であるが,神のデュナミスdynamis(霊の力)を受けて,ロゴスと合一し,神の養子となったとする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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