日本大百科全書(ニッポニカ) 「パウロ・アフォンソ滝」の意味・わかりやすい解説 パウロ・アフォンソ滝ぱうろあふぉんそたきCachoeira de Paulo Afonso ブラジル北東部、サンフランシスコ川にかかる滝。同川の河口より約250キロメートル上流に位置し、花崗(かこう)岩質の岩石からなる平坦(へいたん)な高原から、数個の落ち口に分かれて落下している。落差の最大は81メートル。この滝を利用して、パウロ・アフォンソ第1~第4の4つの発電所がつくられ、合計350万キロワットの電力が、ブラジル北東部地方一帯に供給されている。[松本栄次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例