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パクダ・カッチャーヤナ Pakudha Kaccāyana

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世界大百科事典 第2版の解説

パクダ・カッチャーヤナ【Pakudha Kaccāyana】

古代インド自由思想家(仏教側からいう〈六師外道〉)の一人。生没年不詳。釈迦と同時代の前6~前5世紀に活躍した。漢訳仏典では婆浮陀伽旃那と音訳される。彼は不生不滅にして不変の七要素(地・水・火・風の四元素と苦・楽・生命)のみを実在とし,個別の霊魂を認めなかった。彼によれば,剣をもって頭を切断しても人の〈生命〉を奪うことにはならない。〈剣による裂け目はただ七つの要素の間隙に生ずるにすぎない〉(《沙門果経》)からである。

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世界大百科事典内のパクダ・カッチャーヤナの言及

【辞書】より

…単語を,ある基準にそって整理配列して,その表記法,発音,品詞名,語源,意味,用例,用法などをしるした書。ただし実際にはこのすべてを集成していないものがあり,また百科事典のように,単語の意味よりもむしろ事柄の内容を主としたものや,索引のように,たんに用例を示すだけのものをも含めていう場合もある。辞典,字書,字典,字引などともいう。
[種類]
 (1)分類配列の基準によって,(a)文字(ローマ字,漢字,仮名など)を基にして,それから発音や意味などを知りうるようにしたもの,(b)発音を基にして,それから文字や意味などを知りうるようにしたもの,(c)意味によって分類して,それから文字や発音などを知りうるようにしたもの,に大別できる。…

【分類】より

…ローマ時代の大プリニウスの《博物誌》は天,地,人にわたっての総括の試みである。インドでは天,地,人を区別せず,パクダ・カッチャーヤナのように地,水,火,風,苦,楽,魂を要素とするような哲学をつくったが,これらは構成要素であって分類とはいえず,普遍者を重んじるインドでは一般に博物学は発達しなかった。中国では,《書経》で五行,五事,八政,五紀,三徳,五福,六極など〈九疇(ちゆう)〉と呼ばれるカテゴリーが展開され,《易経》では陰と陽にもとづく体系がつくられたが,いずれも事物の性質やふるまいを規定するものと考えられ,事物を分類する枠組みとはいいがたい。…

※「パクダ・カッチャーヤナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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