パストラーレ(器楽曲)(読み)ぱすとらーれ

世界大百科事典内のパストラーレ(器楽曲)の言及

【パストラル】より

…しかし,歴史的に眺めてみると,中世からルネサンスにかけては,〈羊飼いの恋〉をテーマにした抒情詩や劇詩と手を携えて,世俗歌曲やオペラの中で,いわゆる〈パストラルもの〉が有力な一ジャンルを形成した。さらにバロック時代に入ると,羊飼いの群れによる幼子イエスの礼拝を想い起こさせる牧笛の響きを模した器楽曲が,クリスマスの音楽として愛好され,パストラーレpastorale(イタリア語)と呼ばれた。コレリの《クリスマス協奏曲》の終楽章は特に有名な例で,ひなびた抒情的旋律と6/8ないし12/8拍子のたゆたうようなリズムが,器楽的なパストラーレの一般的特色となった。…

※「パストラーレ(器楽曲)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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