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パピヨン[種] papillon

翻訳|papillon

世界大百科事典 第2版の解説

パピヨン[種]【papillon】

原産地がスペイン愛玩犬。左右の美しい房毛のある耳があたかもチョウが翅を開いた形にみえることからこの名称が生まれ,バタフライ・スパニエルと呼ばれたこともある。古くから貴婦人のひざ犬として寵愛(ちようあい)され,マリー・アントアネットがつながれた独房の前を離れなかったという有名な逸話がある。頭,口吻四肢被毛は滑らかで短いが体部はやや長く,首まわりと肩はさらに長く豊富である。毛色は体部は白いが耳と顔の奴(やつこ)斑が黒・褐・レモン色などあざやかに彩られるのが特徴である。

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世界大百科事典内のパピヨン[種]の言及

【ガ(蛾)】より

…静止するときは,チョウは翅を背面にたたむが,ガは広げたままであるなどといわれているが,ガと呼ばれているものの中にいろいろなタイプの種がいて,これらの区別はたいへんあいまいである。昼間飛ぶのがチョウbutterfly,夜活動するのがガmothと,違ったことばを使っているのは日本語や英語だが,ドイツ語では両者をいっしょにしたFalter(あるいはSchmetterlinge)という単語があり,チョウはTagfalter(昼のチョウ),ガはNachtfalter(夜のチョウ)と呼ぶし,フランス語ではpapillonといえばチョウを指し,papillon de nuitとすれば,ドイツ語と同じようにガの意味になる。
[分類と種類]
 最近では,学問的に根拠のうすいチョウ類とガ類に大別する分類法は排除され,鱗翅目は次の2亜目に大別されている。…

【チョウ(蝶)】より

…たとえば翅を開いてとまるチョウも少なくないし,昼間飛び回り花のみつを吸いにくるガも多い。両者を区別しようとする傾向は国民性による思考の差で,英語には別々の単語があるが,ドイツ語やフランス語には共通の単語(ドイツ語はFalter,フランス語はpapillon)に〈昼の〉または〈夜の〉という形容詞がつくだけで固有の単語はない。元来鱗翅目として共通する形質をもつ一元的な系統の中に昼間にだけ活動する一群(チョウ)が生じたが,他の多くの系統(ガ)と本質的に違うまでにはなっていないのが両者の関係である。…

【チョウチョウウオ(蝶々魚)】より

…チョウチョウウオ科Chaetodontidae魚類はスズメダイ科魚類と並んでサンゴ礁魚類の代表で,その美しい色彩,斑紋は,水族館でも,家庭の水槽でも,またダイバーたちにも人気が高い。チョウチョウの名は世界的なもので,英語はbutterfly fish,フランス語はpapillon,中国語は領胡蝶魚である。熱帯,亜熱帯の暖海に広く分布し,その範囲はサンゴ礁の分布とほぼ重なる。…

※「パピヨン[種]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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