世界大百科事典(旧版)内のパルス・フーリエ変換法の言及
【核磁気共鳴】より
…その有用性が認識されるにともない,その低感度を補うくふうがより強く望まれるようになった。60年代の終りに導入されたパルス・フーリエ変換法はその意味で画期的であった。この方法は,それまでの掃引(周波数または磁場を連続的に変化させる)の代りに,共鳴周波数の幅に相当する電磁波をすべて含むパルスを照射し,得られる時間領域スペクトルをフーリエ変換して周波数領域スペクトルを得るものである。…
※「パルス・フーリエ変換法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」