パレスチナ問題と入植地

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

パレスチナ問題と入植地

第2次世界大戦後の1947年、国連は英国の委任統治領だったパレスチナにユダヤ国家とアラブ国家を樹立する「パレスチナ分割決議」を採択。それを受けてイスラエルが48年に建国を宣言すると、反発したアラブ諸国との間で戦争が相次いだ。周辺国などに逃れたパレスチナ難民と子孫は500万人を超す。 イスラエルは67年の第3次中東戦争で、エジプトからシナイ半島ガザ地区ヨルダンから東エルサレムとヨルダン川西岸、シリアからゴラン高原を占領。その後、シナイ半島を返還したが、西岸と東エルサレムなどでは占領を続け、ユダヤ人入植地の建設を続けている。ガザ地区では05年に入植者が撤退したが、周囲を壁やフェンスで封鎖。同地区は人や物資の出入りが著しく制限され、「天井のない監獄」と呼ばれる。

(2017-06-13 朝日新聞 朝刊 2外報)

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