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パンチェン・ラマ Paṇ chen bla ma

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世界大百科事典 第2版の解説

パンチェン・ラマ【Paṇ chen bla ma】

中国,チベット自治区ツァン地方にある仏教ゲルー派大僧院タシルンポの転生者住職の通称。ダライ・ラマ5世が,タシルンポ寺に長く住持した師僧ロサン・チューキ・ゲンツェンの没後,この大僧院を通じて,かつての宗派抗争の拠点であったツァン地方を,ゲルー派の掌中に収めておくため,選ばれた転生者に支配させることにした。一般には阿弥陀仏の化身の転生者と信じられ,ダライ・ラマに次ぐ地位を与えられている。しかし,パンチェン・ラマの周囲にその後反ダライ・ラマ,反中央政府の気風がおのずからでき上がり,すでにパンチェン・ラマ2世は清朝に協力して多くの政治的特権を獲得した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のパンチェン・ラマの言及

【タシルンポ寺】より

…中国チベット,ツァン地方シガツェにあり,ゲルー派四大寺の一つ。ツォンカパの弟子で,後代ダライ・ラマ1世とされたゲンドゥン・トゥプパにより1447年に建立され,政権を樹立したダライ・ラマ5世によりパンチェン・ラマ1世の没(1662)後,その転生者が住持するように定められた。三つの仏教哲学研修学堂と一つの密教実践道場があり,20世紀初めころは僧徒3500を擁したといわれる。…

※「パンチェン・ラマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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