パンパンガール(読み)ぱんぱんがーる

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パンパンガール
ぱんぱんがーる

第二次世界大戦後の流行語で、街娼(がいしょう)を主とする売春婦の俗称。語源はインドネシア語のプルンプァン(女)、また女をよぶ合図の手をたたく擬音語などの諸説があり一定しないが、いずれも南方戦域との関係が深い。外国兵相手のものを洋パンといい、物資欠乏時代に流行の衣装で闊歩(かっぽ)したのは、敗戦を印象づける風俗であった。のちに、一定期間内だけ1人の専属になるオンリーができ、街娼形態のものをバタフライとよんだ。[原島陽一]

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世界大百科事典内のパンパンガールの言及

【街娼】より

…しかし,大量の街娼が出現して社会問題となったのは第2次大戦後のことである。当時は夜の女,闇(やみ)の女と呼ばれ,やがてパンパンガールの呼称が一般化した。大量出現の背景には敗戦による社会的混乱と経済的困窮とに加えて占領軍兵士の駐留があったことは,彼女らの7割が洋パンと呼ばれる外国兵相手であったことに明らかである。…

※「パンパンガール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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