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パン・アメリカ主義 パンアメリカしゅぎ Pan‐Americanism

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世界大百科事典 第2版の解説

パンアメリカしゅぎ【パン・アメリカ主義 Pan‐Americanism】

アメリカ大陸において,19世紀の末以来,アメリカ合衆国ラテン・アメリカ諸国とが相互の結びつきを強化するために進めてきた運動。第2次世界大戦後には米州機構(OAS)を中心とした地域的な協力体制を形成している。アメリカ大陸の諸国が一体であるという思想や具体的な統合をめざした動きはすでに19世紀初めのモンロー主義や,S.ボリーバルの提唱で開かれたパナマ会議を通じて現れていたが,パン・アメリカ主義の運動が具体的な形をとりはじめたのは,合衆国の提唱で1889年末から翌年初めにかけてワシントンで開かれた第1回米州諸国会議International Conference of American Stateであった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のパン・アメリカ主義の言及

【モンロー主義】より

…また20世紀初め,セオドア・ローズベルト大統領は,カリブ海地域の小国がヨーロッパの債権国の干渉を招くおそれがあったため,モンロー主義の名において,ヨーロッパ諸国による干渉に反対し,西半球で国際的に迷惑を及ぼす国がある場合はアメリカにのみ干渉権があると主張した。 アメリカは,モンロー主義の名の下に西半球における覇権を主張する一方で,1889年の第1回汎米会議以来,パン・アメリカ主義を旗印として,ラテン・アメリカ諸国との関係を親密にする政策をとった。しかしカリブ海地域での干渉政策とモンロー主義による干渉の正当化は,しだいにラテン・アメリカ諸国の強い反発にあった。…

※「パン・アメリカ主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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