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パン・スラブ主義 パンスラブしゅぎPan‐Slavism

世界大百科事典 第2版の解説

パンスラブしゅぎ【パン・スラブ主義 Pan‐Slavism】

スラブ語を話すすべての民族の連帯と統一をめざす思想運動。この運動は最初19世紀初頭,西および南スラブ諸民族の民族的覚醒とともに生まれた。これら弱小のスラブ諸民族はオーストリア・ハンガリー二重帝国やトルコの統治下にあって,自分たちの共通の言語的・人種的紐帯(ちゆうたい)を強調した。最初のパン・スラブ主義の思想家チェコスロバキアから出た。彼らは1848年にプラハで最初のパン・スラブ会議を開いたが,これはオーストリア・ハンガリー二重帝国治下のスラブ語民族の地位の向上をめざすものであった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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