パーキンズ(Frances Perkins)(読み)ぱーきんず(英語表記)Frances Perkins

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

パーキンズ(Frances Perkins)
ぱーきんず
Frances Perkins
(1882―1965)

アメリカの女性社会運動家、政治家。4月10日ボストン生まれ。コロンビア大学出身。ニューヨーク州消費者連盟、同州工場委員会や産業委員会、移民教育評議会などで活躍し、女性の最高労働時間法の制定や工場衛生施設の改善などのために尽力した。1933年F・D・ルーズベルト政権の労働長官にアメリカ最初の女性閣僚として就任(45年まで)し、ニューディールから第二次世界大戦期にかけて労働行政を担当した。45年、パリ国際労働事務局会議に出席した。

[新川健三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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