ヒアシンス(宝石)(読み)ひあしんす

世界大百科事典(旧版)内のヒアシンス(宝石)の言及

【ジルコン】より

…【湊 秀雄】
[宝石]
 ジルコンは屈折率が高く,光輝も強いため,無色透明のものは宝石の中で最もダイヤモンドに似ている。赤みのあるものをヒアシンスhyacinthと称するが,和名の風信子石はヒアシンスに対する当て字である(ヒアシンスとは古くは青色の宝石(おそらくサファイア)を意味した言葉)。ジルコンの名は,アラビア語のzerquin(朱の意),ペルシア語のzargun(金色の意),あるいはフランス語のjargon(黄色い下等なダイヤモンドをいう)が何らかの関連をもつとされるが定かではない。…

※「ヒアシンス(宝石)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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