ヒアシンス(植物)(読み)ヒアシンス

百科事典マイペディア 「ヒアシンス(植物)」の意味・わかりやすい解説

ヒアシンス(植物)【ヒアシンス】

ギリシア,小アジア原産のユリ科球根植物。春の花壇鉢植で観賞されている園芸種はおもにオランダで改良された系統である。地下鱗茎から,厚くて細長い葉を数個叢生(そうせい)し,10〜30cmにのびた花茎の先に総状に花をつける。花被は6裂して,裂片は開出〜反転する。花色は白・黄・紅・紫・青などで,八重咲もある。分球でふやし,植付けは秋。水栽培にも向く。
→関連項目ヒュアキントスホテイアオイ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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