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ヒミズ(日不見) ヒミズUrotrichus talpoides

世界大百科事典 第2版の解説

ヒミズ【ヒミズ(日不見) Urotrichus talpoides】

本州,四国,九州の山地にすむ日本固有の原始的な小型のモグラ(イラスト)。食虫目モグラ科の哺乳類。体がモグラよりもはるかに小さくきゃしゃで,吻(ふん)は細く前足は小さいが,尾は長く付け根の細いバット状。黒色のビロード状の毛にはわずかに緑色の金属光沢が認められる。体長7.5~10cm,尾長3~4cm,体重は12~24g。ふつう標高1800mくらいまでの山地の林床に,直径3cmほどのトンネルを落葉層の下に掘って,ミミズ,昆虫,ムカデなどを捕食するほか,種子,根など若干の植物質も食べる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報