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ヒメエゾボラ(姫蝦夷法螺) ヒメエゾボラ Neptunea arthritica

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒメエゾボラ【ヒメエゾボラ(姫蝦夷法螺) Neptunea arthritica】

エゾバイ科の巻貝(イラスト)。殻の高さ11cm,幅7cm,太い紡錘形で厚くて堅固。巻きは6層。初めの巻きは乳頭状で,その後は膨らみ,瘤状の結節の列があるが,個体によりほとんど明らかでない場合や,著しくてひれ状突起になることもある。殻色は褐色から紫褐色。体層は大きく円く膨らむ。殻口は広く卵形。内面は紫褐色で細いすじがある。水管溝は短く開いている。ふたは革質で厚く黒褐色。本州の三河湾以北に分布し,潮間帯下の岩礁に多い。

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世界大百科事典内のヒメエゾボラ(姫蝦夷法螺)の言及

【魚貝毒】より

…症状は激しい嘔吐,口や手足のしびれなどで,死亡率も高い。
[ヒメエゾボラ]
 この肉食性の巻貝の唾液腺にあるテトラミンが原因物質で,中毒症状は頭痛,悪寒,眠気などである。近縁種のエゾボラモドキの唾液腺にもテトラミンがある。…

【ツブ】より

…壺から転じたことばで丸く膨らんでいる巻貝の意。とくに北海道,東北地方太平洋岸の潮間帯下の岩礁にすむヒメエゾボラをいう。エゾボラをマツブ,カラフトエゾボラをシオツブ,モスソガイをベロツブ,シライトマキボラをトウダイツブなどという。…

※「ヒメエゾボラ(姫蝦夷法螺)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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