ヒメグモ(姫蜘蛛)(読み)ヒメグモ(英語表記)Theridion japonicum

世界大百科事典 第2版の解説

ヒメグモ【ヒメグモ(姫蜘蛛) Theridion japonicum】

クモ目ヒメグモ科の蛛形(ちゆけい)類。日本全国および近隣諸国に分布している。体長4mm前後,前体部は橙色,後体部は球形で橙色の地に白色斑,黒色の点状斑がある。雄は体長2mmあまりで雌よりも黒色みが強い。地上1~2mの樹枝間にさしわたし20cmほどのシート状の網を水平に張り,その上部にも糸を不規則に張りめぐらす。ヒメグモは,このシート状の網の上の不規則網の中に木の葉をつるして住居および産室とするが,若い個体では葉をつるさないものも多い。

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世界大百科事典内のヒメグモ(姫蜘蛛)の言及

【クモ(蜘蛛)】より

…しかし網を張らないナガイボグモ科,ササグモ科もこれに含まれる。日本にはヒメグモ科,ホラヒメグモ科,サラグモ科,センショウグモ科,ヨリメグモ科,コガネグモ科,カラカラグモ科,アシナガグモ科,ナガイボグモ科,ヒラタグモ科,ホウシグモ科,ウシオグモ科,ミズグモ科,タナグモ科,ハタケグモ科,キシダグモ科,コモリグモ科,ササグモ科など21科がいる。二爪類Dionychaは2個のつめをもつクモで,毛束のあるものが多い。…

※「ヒメグモ(姫蜘蛛)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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