ヒューズ(David Edward Hughes)(読み)ひゅーず(英語表記)David Edward Hughes

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒューズ(David Edward Hughes)
ひゅーず
David Edward Hughes
(1831―1900)

イギリスの電気技術者。ロンドンに生まれ、少年のころ両親とともにアメリカに移住した。ケンタッキー州のバーズタウン大学に学び、1850年、同大学の音楽教授になったが、やがて音の伝達・拡大に関心をもち、1854年教授を辞した。1855年、1分間に250~300字が処理できる印刷電信機を発明、これはフランスなどで広く使用された。1878年には炭素棒を二つの炭素塊の間に緩く挟んだ接触抵抗型送話器を発明した。これはエジソンの送話器の性能をもしのぐ「マイクロホン」としてベル電話会社に買い取られ、電話の原型となり、重要な意義をもつものとなった。1877年からロンドンに戻って居住した。

[山崎俊雄]

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