ヒュー・ジョン・フォースター ケアンズ(英語表記)Hugh John Forster Cairns

20世紀西洋人名事典 の解説

ヒュー・ジョン・フォースター ケアンズ
Hugh John Forster Cairns


1922.11.21 -
英国のウィルス学者。
元・ミル・ヒル癌研究所所長。
父はオックスフォード大学ベイリオル・カレッジのフェロー、サー・ヒュー・ケアンズ教授である。ベイリオル・カレッジで1943年医学の学位取得。ニューヨークのコールドスプリングハーバー生物学研究所所長(’63〜68年)、ロンドンの帝国癌研究基金、ミル・ヒル癌研究所長(’73〜81年)となる。癌研究で有名で、動物ウィルスの遺伝子地図を作成(’59年)、ワクチニア・ウィルスが細胞質のなかで自己増殖し独立のDNA工場をつくることを提示(’60年)、癌研究の基金募集にも尽力

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android