ピタゴリオンとヘラ神殿(読み)ピタゴリオンとヘラしんでん

百科事典マイペディア 「ピタゴリオンとヘラ神殿」の意味・わかりやすい解説

ピタゴリオンとヘラ神殿【ピタゴリオンとヘラしんでん】

ギリシアのエーゲ海東端ドデカネス諸島のサモス島にある遺跡サモス島の中心都市ピタゴリオンは海洋都市国家で華麗な宮殿城壁,水道トンネルも建設され繁栄した。ゼウスの妻ヘラの誕生地とされ,ヘラ神殿がつくられたが完成に至らず,巨大な石柱1本が立っている。古代ギリシアの数学者ピタゴラスの生地で,1955年ピタゴリオンと改名された。1992年世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android