ピッコロ[piccolo / picc](読み)ピッコロ

音楽用語ダスの解説

ピッコロ[piccolo / picc]

普通のフルートより1オクターブ高い音域をもつ小型のフルート。イタリア語の“フラウト・ピッコロ(小さいフルートの意)”を略した形が定着した名称。記譜する際には実音より1オクターブ低く書くので、楽譜上の音と運指法との対応関係は普通のフルートと同じである。オーケストラでは複数のピッコロを用いることはまれで、フルート奏者の1人が、楽曲の途中で必要に応じてフルートと持ち替えることが多い。ラベルの「ピアノ協奏曲」やショスタコビッチの「第9交響曲」ではピッコロのかたい感じの響きが効果的に使われている。一方、ブラス・バンドの場合、特に行進曲用の編成においては、フルート以上に重要な楽器となることもある。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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