人声(読み)ジンセイ

デジタル大辞泉 「人声」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人声】

人の声。ひとごえ。
四囲は寂然として―を聞かない」〈独歩小春
[類語]音声発声美声悪声金切り声だみ声どら声胴間声鼻声裏声小声猫撫で声声色肉声地声大声大音声音吐蛮声がらがら声しゃがれ声しわがれ声塩辛声ハスキーボイス風邪声含み声作り声嬌声奇声悲鳴声を上げる声を大にする声を張り上げる声を尖らす声を嗄らす声を忍ばせる声を潜める声を荒らげる声を落とす声を掛ける声を殺す声を揃える声を立てる声を呑む声を励ます声を振り絞る

ひと‐ごえ〔‐ごゑ〕【人声】

人が話をする声。「どこかで人声がする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人声」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人声】

〘名〙 人の声。ひとごえ。
※わらんべ草(1660)二「清明とは、謂人声広大とは、謂鐘鼓」 〔位説‐賢媛

ひと‐ごえ ‥ごゑ【人声】

〘名〙 人の話す声。じんせい。
源氏(1001‐14頃)夕顔「こなたかなた、け遠くうとましきに人ごゑせず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「人声」の読み・字形・画数・意味

【人声】じんせい

人の声。

字通「人」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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