ファスティー=エバート型(読み)ふぁすてぃーえばーとがた

世界大百科事典(旧版)内のファスティー=エバート型の言及

【分光器】より

…もともと光のスペクトルを目で観測するための道具につけられた名称であり,その後も狭い意味でこの解釈は通用している。代表的なものとして図1に示す直視分光器があり,また定性あるいは半定量発光分光分析を目的とした専用可搬型の装置もいくつか市販されてきた。しかし目を検出手段とする方法ではスペクトル領域が可視域に限られその用途は狭い。その後,目に代わる検出系として写真感光材が広く使われるとともに,各種の光電検出器が発達して光と称される広い波長域の各所で高感度の光検出が可能となった。…

※「ファスティー=エバート型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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