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ファッション界の潮流

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ファッション界の潮流

ファッションの発信は、パリ・コレクションを頂点に世界の高級ブランドや前衛的なデザイナーが年2回、新作を発表するプレタポルテ(高級既製服)が主流だった。そこで提示されたトレンドが一般の既製服にも影響を与え、シーズンごとの流行を作り出してきた。しかし、今世紀になり世界的な景気低迷に伴って、高級ブランドの売り上げが勢いを失い、流行への影響力も以前より低下してきた。また、インターネットショッピングの普及などから、一人一人の個別の感性に訴えかける服を求める人が増えた。安価なファストファッションの浸透や、衣服の再利用への意識ともつながった古着の人気も高まった。食や住、音楽や現代アートなど生活全般にわたる分野を含めて「ファッション」とみる傾向が強まっている。そうした流れの中で、ミラノなど他都市のコレクション地盤沈下し、パリ・コレは新しいデザインの方向性を大胆に探る唯一の実験装置として存在が改めて注目されている。

(2012-01-07 朝日新聞 朝刊 オピニオン1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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