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フィッシャー ふぃっしゃーFranz Fischer

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィッシャー(Franz Fischer)
ふぃっしゃー
Franz Fischer
(1877―1947)

ドイツの化学技術者。ミュンヘン、ギーセン、パリ、ライプツィヒで電気化学を学び1904年よりベルリンの化学研究所に勤め、1911年よりシャルロッテンブルク工業大学の電気化学教授、加圧下での電気化学反応の研究で著名となる。1914年にカイザー・ウィルヘルム協会(現、マックス・プランク協会)が新設した石炭化学研究所の所長に就任し、一酸化炭素への水素添加による石油合成に取り組む。トロプシュHans Tropsch(1889―1935)とともにこの石油合成法のいちおうの工業化に成功したのは1923年である。製造されたガソリンの品質は悪かったが、ジントールとよばれ、ベルギウス法とともに、第二次世界大戦下のドイツにとって貴重な液体燃料を生産した。[加藤邦興]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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