フィリップ フォレスト(英語表記)Philippe Forest

現代外国人名録2016 「フィリップ フォレスト」の解説

フィリップ フォレスト
Philippe Forest

職業・肩書
批評家,作家 ナント大学文学部教授

国籍
フランス

生年月日
1962年

出生地
パリ

専門
象徴主義詩人, シュルレアリスム文学, 日本文学, 比較文学

学歴
パリ政治学院卒

学位
文学博士

受賞
フェミナ処女作賞〔1997年〕「永遠の子ども」,十二月賞「さりながら」

経歴
1960〜70年代のアバンギャルド文学を研究し、ソレルスジョイスカミュなどを研究。ナント大学文学部で教鞭を執る。一方、4歳の一人娘をがんで亡くした体験をもとに、’97年小説「永遠の子ども」を出版、同年のフェミナ処女作賞を受賞。’99年子供を亡くした夫婦の愛を描いた「夜通し」、2004年子供を亡くした悲しみを抱えた夫婦が日本を旅する「さりながら(SARINAGARA)」を発表。日本文学にも詳しく、評論に「大江健三郎、日本の一作家の伝説」「取り違えの美しさ―日本文学論」「〈テル・ケル〉派の歴史」「夢、ゆきかひて」「荒木経惟つひのはてに」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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