フィリップ アントルモン(英語表記)Philippe Entremont

現代外国人名録2016 の解説

フィリップ アントルモン
Philippe Entremont

職業・肩書
ピアニスト,指揮者

国籍
フランス

生年月日
1934年6月6日

出生地
ランス

学歴
パリ音楽院

受賞
ハリエット・コーエン賞〔1953年〕,エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第10位〔1952年〕,ロン・ティボー国際コンクール・ピアノ部門第2位(1位なし)〔1953年〕

経歴
オペラ指揮者の父とピアニストの母に手ほどきを受け、8歳でマルグリット・ロンに師事。パリ音楽院でジャン・ドワイアンに学び、1948年に室内楽、翌年ピアノをそれぞれ首席で卒業。’52年エリザベート王妃国際コンクール入賞、’53年ロン・ティボー国際コンクール第2位(1位なし)受賞。同年カーネギーホールにデビュー。以後、欧米各地で演奏活動を展開。指揮者としても、ニューオリンズ・フィルやデンバー響、ウィーン室内管やイスラエル室内管の音楽監督などを歴任。’66年初来日、以後度々来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 の解説

フィリップ アントルモン
Philippe Entremont


1934.6.6 -
フランスのピアノ奏者。
ランス(フランス北部)生まれ。
職業音楽家の両親に音楽の手ほどきを受ける。後にパリ音楽院で学び、12歳でソルフェージュ、15歳でピアノの1等賞を取り卒業する。1952年エリザベト王妃国際コンクールで入賞し、’53年ロン・ティボー国際コンクールで第2位となる。ヨーロッパ各地で活躍、同年アメリカでもデビューする。広範なレパートリー小品にも味わいのある演奏である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android