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フェアベアン フェアベアンFairbairn, Andrew Martin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フェアベアン
Fairbairn, Andrew Martin

[生]1838.11.4. エディンバラ
[没]1912.2.9.
イギリス組合教会の神学者。バスゲイト,アバディーンで牧師を歴任したのち,ブラッドフォードの組合派神学校校長 (1877~86) をつとめ,次いでオックスフォードにおける最初の自由主義神学校を創設し,校長となる (86~1900) 。自由主義神学を擁護。主著『宗教,神学研究』 Studies in Religion and Theology (09) 。

フェアベアン
Fairbairn, Sir William, 1st Baronet

[生]1789.2.19. ケルソー
[没]1874.8.18. ムーアパーク
イギリスの技術家。1817~32年までマンチェスターで水車大工として働いた。1835年ロンドンのミルウォールに造船所を設立,船体に初めて錬鉄を採用するなど,造船技術の改良に従事。1844年に内部に 2本の煙道を有するランカシャーボイラを発明し,ボイラの発展に尽くした。1845年にはロバート・スチーブンソンとともにメナイ海峡を渡るブリタニア鉄橋の建設に着手,橋桁を管状に組んだ管橋方式を初めて導入した(1850完成)。またびょう打ちによる錬鉄製の桁を導入するなど架橋技術の発展に貢献。1854年に機械工業協会の会長,1860年にロイヤル・ソサエティ会員となり,1869年には准男爵に叙せられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

フェアベアン【William Fairbairn】

1789‐1874
イギリス技術者スコットランド生れ。造船・橋梁材料強度学について造詣が深い。1804年,まず機械工の見習からスタートして,17年からマンチェスターで工学者として仕事をする。その後,生活の中の材料が,木を中心にしたものから,鉄に変わっていくであろうことを予測して,鉄の材料強度試験を中心に研究を進め,鉄橋あるいは鉄骨構造物の建設に関して貢献した。また,ミルウォールに造船所をつくり,世界最初の鋼鉄船を設計し建造している。

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世界大百科事典内のフェアベアンの言及

【ブリタニア橋】より

…1850年完成。R.スティーブンソンの設計で,鉄の技術に詳しいW.フェアベアンが実験に,数学者のホジキンソンEaton Hodgkinson(1789‐1861)が理論解析に協力した。錬鉄の板で組み立てた長方形断面の箱桁の内部を,あたかもトンネルのように列車が通るという特異な橋である。…

※「フェアベアン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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