百科事典マイペディア
「フェイスブック」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
フェイスブック
Facebook
アメリカ合衆国の企業メタ Metaが運営する世界最大のソーシャルネットワーク・サービス SNS。2004年にハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ,ダスティン・モスコビッツ,クリス・ヒューズによって設立された。本社はカリフォルニア州メンローパーク。フェイスブックは 2021年時点で約 30億人のユーザーを抱え,約半数が毎日このサービスを利用しているとされる。
サービス利用者は自己紹介文を作成し写真を掲載して登録を行ない,既存のネットワークに加入したのち,新たなネットワークをスタートさせる。会員は当初ハーバード大学の学生に限定されていたが,段階的に,すべての大学生,高校生,13歳以上へと開放された。サイトには利用者の自己紹介スペースの「ウォール」,利用者が友人に居場所や状況を通知できる「ステイタス」,友人の情報変更を利用者に知らせる「ニュースフィード」などがある。2006年9月には,電子メールアドレスをもっていれば居住地域のネットワークに参加できるようになった。2008年6月,ソフトウェアコードの一部をオープンソースにした。2011年9月,利用者が書き込んだすべての情報に,より簡単にアクセスできる「タイムライン」を導入。2012年10月には全世界での利用者数が 10億人を突破した。
ザッカーバーグは 2004年,ベンチャー・キャピタルから融資を受け,新会社の CEO兼社長に就任。2006年ヤフーからの 10億ドルでの買収提案を退けたが,2007年にはマイクロソフトが 2億4000万ドルで株式の 1.6%を保有,その 2年後にはデジタル・スカイ・テクノロジーズが 2億ドルで 1.96%を保有した。2008年時点のザッカーバーグの資産総額は約 15億ドル。2012年5月,ナスダックに株式を上場した。2021年10月,社名をメタ・プラットフォームズ Meta Platforms(通称「メタ」)に変更することを発表。この社名変更は,ユーザーが仮想現実環境で交流するメタバースを重視する方針を反映したものである。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
フェイスブック
ふぇいすぶっく
Facebook
世界規模で利用されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトのひとつ。2004年にアメリカでスタートし、2008年(平成20)には日本語版も開設された。当初は学生のみの参加であったが、2006年以降は一般にも開放されて、だれでも使うことができるようになっている。インターネットに接続したパソコンや携帯電話などからアクセスする。
「友達や同僚、同級生、仲間たちと交流を深めること」を目的としているのが特徴の一つ。新たな出会いを求めることもできるが、むしろ実生活で交流している人とのコミュニケーションに主眼が置かれている。パソコンのアドレス帳に入っているメールアドレスを使ってユーザー検索したり、同級生や同窓生、同僚を捜したり、趣味や地域でも検索できるなど、実社会のコミュニティの延長線上にあるSNSといえる。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
フェイスブック【Facebook】
代表的なソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のひとつ。13歳以上であれば無料で参加できる。会員になるには、実名・本人の顔写真・生年月日・勤務先・趣味・出身校といった個人情報の登録が必要となる。登録した個人情報を利用して、関係者や同じ趣味を持つ人など、交流したい会員とコミュニケーションを図ることが可能。2004年にアメリカの学生マーク・ザッカーバーグが国内の学生向けにサービスを開始し、2008年に日本語版が公開された。
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
フェイスブック
米フェイスブック社の提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。もともと米国の学生の交流を目的に開発され、サークルやパーティーの募集、就職や趣味など、さまざまな情報交換に利用されている。画像や動画の投稿、ほかの参加者とのメッセージの交換などができるほか、Ajaxに対応し、一般のユーザーが開発したアプリケーションを自由に追加できるのが特徴。当初は大学内のメールアドレスを持つ大学生のみを対象としたサービスだったが、2006年9月からは誰でも利用できるようになった。現在は日本語版も提供されている。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報