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フェオファン・グレク Feofan Grek

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世界大百科事典 第2版の解説

フェオファン・グレク【Feofan Grek】

1330ころ‐1410ころ
ロシアで活躍したギリシア出身のイコン画家。1370年代にはノブゴロドを中心に壁画やイコンの制作にたずさわり,ロシア語フェオファン・グレク(ギリシア人テオファネスの意)と呼ばれた。プレオブラジェニエ聖堂内に〈旧約の至聖三者〉〈聖マカリイ〉など,限られた色彩と激しい筆使いによる厳しい精神主義的作風の壁画を残している。イコンでは,後年モスクワクレムリン内ブラゴベシチェンスキー大聖堂イコノスタシスの〈デイシス〉(1405)が真筆とされるほか,彼の工房もしくはその流れをくむと見られる作品がいくつか知られている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のフェオファン・グレクの言及

【ロシア・ソビエト美術】より

… 14世紀末から15世紀は,ビザンティン帝国最後のパライオロゴス朝の影響を受けて育ったロシアの個性的な画家たちが輩出した黄金時代であった。その大いなるきっかけは,コンスタンティノープル派の成果を受けつぐと推定されるギリシア人画家フェオファン・グレクのノブゴロド招聘がもたらした。豊かな技量と深い知識をもったフェオファン・グレクはノブゴロド,モスクワを中心とするイコン画家たちに多くの刺激を与える。…

※「フェオファン・グレク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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