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フクロムシ(囊虫) フクロムシ

世界大百科事典 第2版の解説

フクロムシ【フクロムシ(囊虫)】

蔓脚(まんきやく)亜綱根頭目フクロムシ科Sacculinidaeの甲殻類の総称。袋状で,おもにカニなど,十脚類の腹部着生,寄生する。カニなどの腹部に短い柄でついているフクロムシの体は,薄い外套(がいとう)膜で覆われているだけで,フジツボエボシガイなどのような殻板はまったくない。袋状をした体の中には内臓があるが,付属肢消化器官などはまったくなく,卵巣や精巣で満たされている。 卵から孵化(ふか)したノープリウス幼生は袋の一部に開いている小孔から海中に泳ぎ出る。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のフクロムシ(囊虫)の言及

【スゴカイ】より

…暖海種で黒潮または対馬暖流の影響下にある海域に分布し,潮間帯から水深20mくらいまでに生息する。フクロムシ,イソベ,スムシ,モムシ,サヤムシなど各地方によりいろいろな別名で呼ばれている。 体長30~40cm,体節数300内外。…

※「フクロムシ(囊虫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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