フサイン ターハー(英語表記)Husayn Tāhā

20世紀西洋人名事典 「フサイン ターハー」の解説

フサイン ターハー
Husayn Tāhā


1889.11.14 - 1973.10.28
エジプト文学者,小説家,政治家
元・エジプト文部大臣
ミニヤー県マガーガ村生まれ。
3歳の時に失明。エジプト大学などで学び、1914年エジプト初の文学博士となり、’15年から3年間フランスに留学し、フランス人の女性と結婚。’29年エジプト大文学部長となり、’50年から2年間文部大臣を務める。教育が人間にとって水と空気に匹敵するくらい必要であると説き、特に彼と同じ盲人学生を支援し、「水と空気の大臣」と呼ばれる。アミード・アルアダブ(文学の巨柱)の称号を与えられる。著書に「日々の書」(’29年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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