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フトイ(太藺∥莞) フトイ soft‐stem bulrush

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世界大百科事典 第2版の解説

フトイ【フトイ(太藺∥莞) soft‐stem bulrush】

池や湖水に群生するカヤツリグサ科多年草イラスト)。茎は水底の泥土中に横にはった太い根茎から立ち上がり,円柱形で節がなく,高さ1.5m,幅約1cm,灰緑色をしている。たまに茎が黄と緑の縞模様になった品種があり,シマフトイf.zebrinusと呼んで観賞用とする。葉は無葉身の鞘(さや)となって,茎の根もとを包む。夏の終りに茎の頂部から数cm下方に花序を仮側生につける。花序より上部にある茎の続きにみえる部分は苞である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のフトイ(太藺∥莞)の言及

【カヤツリグサ】より

…往々長さ1mにも達するまっすぐで節のない茎は,この科に特有なもので,優秀な莚蓆料や編料を提供する。ござやむしろの材料,つまりマット用としてはシチトウイ,カンエンガヤツリ,オオガヤツリ,オオホウキガヤツリ等の大型のカヤツリグサ属のもの,フトイ,サンカクイ,カンガレイ,オニフトイ等のフトイ属のものが主で,中国と熱帯アジアで盛んに用いられている。茎や葉を細く割いて編料にするものには,朝鮮でワングルというカンエンガヤツリやクグスゲがある。…

※「フトイ(太藺∥莞)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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